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来院者から一言

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◆2024/06/14 71歳女性
■住所
戸塚区
■初診日
2023/04/22
■主訴
頻脈、めまい、花粉症、気分の落ち込みや不安などの不定愁訴
■声

50代から始まった両親と2人の伯母の介護が60歳になって本務化し、それぞれ引越・入院・施設入居・葬儀・相続・家の片付け・墓仕舞いと続き、最後に亡くなった母の一周忌を終えて、体の不調が始まりました。
妹もいたし、在宅介護をしたわけでもないけれど、ストレスは大きかったのだと今さら思います。
頻脈(血圧があがり胸苦しくなり不安になる)とめまいが続き、眠りも浅く、病院で色々と検査しましたが、症状はあるものの治療の必要はなく、不安だけが残りました。加えて花粉症のため、まぶたがむくみ、朝起きると額が引っ張られていると感じるほど重く、特に前中は気分もすっきりせずつらい毎日でした。
怒りっぽい、疲れ目からくる頭痛や肩こり、目の中の出血、ひどい寝違い、熱い食べ物が歯にしみて長時間痛いなどなど、小きな不調の積み重ねで生活の質が著しく落ちていました。
吉岡先生には私の訴えを真剣に聞いていただきました。
5回ほどの治療後に、まぶたのむくみと重さが消えた時はとても晴れやかな気持ちになれ、気づけば怒ることもほとんどなくなりました。1年中手放すことができなかったステロイドの目薬も夏には使わずにすみました。治療の後はとてもリラックスでき、よく眠れるようにもなりました。
めまいは2ヶ月程で消え、頻脈は続いていましたが、10ヶ月過ぎた頃から頻度が減り、それに伴う不調の回復も早くなっています。
また、やけどの治療もしていただきましたが、驚くほどきれいに治りました。歯のしみる具合もかなり軽減され、先日の歯科での定期検診ではいつも指摘される歯茎の腫れもなくなっているとのことでした。
そういえば、立ちくらみも気にならなくなっています。
今でも揺り戻しの様に不調が時々現れますが、以前のような落ち込みや恐怖にも似た不安におそわれることもありません。この間のおおきな変化は、主な症状もさることながら、ふと気づくような周辺のささやかな変化の積み重ね、そして、なによりも気持ちにゆとりができたことであり、こうした不調に際した自分の反応にあると感じています。
鍼灸は、私の様に西洋医学では治療対象とはならない、あるいは治療ができない不調にはとてもよく効くと思います。
これからも体調と生活の質をあげるために鍼灸治療は続けていきたいと思っています。

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