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来院者から一言

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◆2010/11/01 39歳女性(主婦)
・住所:横浜市保土ヶ谷区
・きっかけ:当院HP
・初診日:2010/08
・主訴:逆子、お腹の張り、足の冷え、安産のための体調管理
・治療頻度:週4回
・経過・感想など
私は、逆子治療でお世話になりました。
産科での検診では妊娠中期から逆子の状態が続いていましたが、そのうち自然に治るだろう、と気楽に構えていました。ところが、36週に入ってもまだ逆子。次の産科の検診で逆子ならば、外回転を試すか、帝王切開の予約を入れるか、逆子のまま産むか、の決断を迫られていました。フリースタイルでの自然分娩を望んでいた私には、自分なりのお産のイメージがあり、そのための病院も選んだのです。それなのに帝王切開がにわかに現実味を帯び、少し落ち込みました。ただそうしてもいられず、藁をも掴む思いで鍼灸院に駆け込みました。
友人から紹介された鍼灸院に一度行きましたが、その翌日から鍼灸院が8月のお盆休みに入ってしまいました。集中的に治療をしなければ効果がないのでは?とあわててお盆でも受け入れてくれる信頼できそうな鍼灸院をインターネットで探して見つけたのが、吉岡鍼灸院でした。
治療はその週の月火金土と4回受けました。治療を受けた日は、明らかに胎動が激しくなります。逆子に鍼灸治療、という噂は聞いても最初は半信半疑だったのですが、これほどに赤ちゃんが活発に動いてくれるなら、そのうちぐるんっと回ってくれるかもしれない、と効果を実感。真上だった赤ちゃんの頭が3回目の治療のときには横に来ている感じになり、またお腹が柔らかく見た目にも形が変わってきて、いけるかも、と期待が高まりました。先生は、身体のバランスを整えることを基本に治療を進めてくださり、このころから顔色や足先の冷えも良くなってきた、と言われました。自分としては、暑い夏ではありましたが体調もよく、3歳になる上の子とよく遊んで適当に運動もして、全く問題がない、と思っていたのですが、気がつかないうちに身体のバランスを崩していたのでしょう。その時は主人も珍しく、顔色がいいのは鍼灸のおかげかな、とコメントしていたのでよほど変化があったのだと思います。
結局、4回目の治療時にも頭が下に下がるまではいっていなかったのですが、週末をはさんで翌週の月曜日の産科の検診時には、見事に逆子が治っていました。
逆子が治る確率が極端に低くなると言われる妊娠後期に鍼灸院に駆け込み、さらに翌週までに逆子を治したい、というなんとも性急な状況だったにもかかわらず、先生は落ち着いて、常にポジティブな姿勢で励ましてくださいました。
その後は順調に出産を迎えました。この逆子治療をきっかけに受けた鍼灸で体調が整えられたのか、出産は第二子とはいえ5時間強であっという間、大安産でした。
出産の痛みはともかく、お産は私にとってすばらしい体験で、なにより望んでいた形でできたことが幸せでした。先生にはとても感謝しています。

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