昼前には雨もあがり、14時を過ぎた頃にはアスファルトの地面は、ほとんど乾いていた。
天を仰ぐ、とは言いすぎだが、首をもたげる花を、見下ろすように撮るから、地面が写る。
空が入るときれいに見えるからでもあるが、この寒緋桜は、ほとんどの花が下を向くから、いきおい見上げる写真が多くなるだろう。
撮ってから小一時間するかしないかのうちに、一度だけ、ほんの数分だけ、陽がさした。撮りに出ようとしたけれど、間に合わなかった。
今日は、仕事だから遊ぶ時間などない。それに、今週は雨と曇りが続くというから、実に惜しい。
来週に期待しよう。満開を過ぎる頃だろうけれども。